web版 陽岳寺護寺会便り

下町深川の禅寺 陽岳寺からのお知らせのブログです

001_新命便り

【コラム】不幸中の幸い

【コラム】不幸中の幸い 「不幸中の幸い」ということわざがあります。 意味は、「不幸のなかにある、救いや慰め」です。 日本人というのは、この「不幸中の幸い」のプロなのではと思うことが多々あります。 テレビや新聞をにぎわすニュースの、『落としどこ…

陽岳寺山門施餓鬼会、無事行うことができました

本年も無事に、施餓鬼会を行うことができました。 施餓鬼会に参加された方々、お集まりいただきました皆さん、また護寺会員の皆様には、厚くお礼を申し上げます。一昨年から陽岳寺の施餓鬼は5月の第3土曜日にさせていただいております。当日は昨年と同様、た…

5月17日(土)は、陽岳寺 山門大せがき会

5月17日(土)は、陽岳寺 山門大せがき会です。山門大施餓鬼会は、近隣の和尚様方を呼び、陽岳寺にとって長い過去をさかのぼっての有縁無縁の亡くなられた方々を、みんなで感謝し祈りを捧げようとする集まりです。また陽岳寺檀信徒の縁につながるご先祖様も…

4月29日(火・祝)は、世界最大級の寺社フェス「向源」!

【世界最大級の寺社フェス向源!チケット販売スタート!】 4月29日の開催まであとちょうど一ヶ月。遂にチケットの販売がスタートしました! 向源 - KOHGEN - | 過去に学び、未来を信じ、今を生きる。2コマ以上のワークショップをご予約いただいた先着300…

【コラム】はだかの王様

【コラム】はだかの王様 春や秋のお彼岸に法要を、と今年から考えました。申し込み不要のものをです。 お中日(3月21日)の2時半から、ということで三十名ほどの方々にご参加いただきました。ありがとうございました。陽岳寺の法要は、住職の工夫のたま…

古くて新しいお寺、あなたに合う「寺」が見つかる処方箋

尊敬する先輩僧侶より献本いただきました。ありがとうございます! ぜひ皆さんもお読みください! お寺に行こう! 坊主が選んだ「寺」の処方箋~池口 龍法著 わたしたちは、社会のなかで生活していると、常識では考えられないことに遭遇する。 常識では考えら…

【コラム】4年目

【コラム】4年目 「どうして上司は分かってくれないのだろう。(わたしは頑張っているのに!やきもきしているのに!そんなつもりじゃないのに!タイムリミットがあるのに!)」 「あの人の考えていることは、まったく分からない。(なんでそういう風に思う…

【コラム】あなたが好き

【コラム】あなたが好き 2011年3月11日、東日本大震災が起こります。その後テレビでは民放のコマーシャルにおいて、ある詩が流れていました。何度も。 「こころ」は だれにも見えないけれども 「こころづかい」は 見える 「思い」は 見えないけれど …

【コラム】ささえる人

【コラム】ささえる人 節分を迎え、考えたのは「ささえる」大切さでした。「ささえられる人から、ささえる人に。」 みんながささえる人になると、らくになる。 そのかわり、ぜったいに強要しない。たとえば戦時中のことです。ぜいたくは敵で、みんな我慢して…

新年のごあいさつ

明けまして、おめでとうございます。 どうぞ本年もよろしくおねがいします。 陽岳寺副住職 合掌

平成25年12月号 花園&陽岳寺護寺会便り、発送しました

平成25年12月号花園&陽岳寺護寺会便りを発送しました。郵便局の集荷の方に引き渡し、お願いしました。 今回はわたし副住職、作です。 【コラム】物語を信じる 物語を信じる - web版 陽岳寺護寺会便り 【コラム2】お前のものは俺のもの、俺のものもお前のも…

物語を信じる

【コラム】物語を信じる 十一月最終日曜日のご祈祷と演芸会。先月二十四日、無事円成いたしました。参加されました、関心を寄せていただいた皆様のおかげです。ありがとうございました。 ご祈祷の会を始めるにあたり、すこしだけ挨拶をいたしました。“わたし…

お前のものは俺のもの、俺のものもお前のもの

【コラム2】お前のものは俺のもの、俺のものもお前のもの お前のものは俺のもの 俺のものもお前のもの ドラえもんという作品のなかで、ガキ大将的存在のジャイアンが言うセリフ。 「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」 他人の所有物など存…

平成25年度ご祈祷と演芸会 無事円成

今年もご祈祷と演芸会、皆様のおかげで無事円成の運びと相成りました。 一家に一冊ということで、「いろはにほへと2」をお土産にお持ち帰り頂きました。いろはにほへと―鎌倉円覚寺横田南嶺管長ある日の法話より〈2〉作者: 円覚寺居士林出版社/メーカー: 円…

代えがたいもの

【コラム】代えがたいもの わたしがお話ししたいことは二つです。ひとつ、お寺に来たらお寺の者と話をしてほしい。ひとつ、それとともに、となりの人とも話をしてみてほしい・・ということです。 ご祈祷と演芸会は、陽岳寺が大切に思っている年中行事です。…

秋彼岸におもう

お彼岸のお中日は、秋分の日。二十四節気の秋分の日です。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、昨日今日、と台風一過をひきずっているようです。でも朝晩はすずしい。 さて、秋分の日は23日。お彼岸のお中日も23日です。 秋のお彼岸は20~26日です。 陽岳寺…

在りし日の 背を洗うごと 墓洗う

奥さんを亡くした方が、「和尚さん、なんであのポスターをはがしたんだい?」と言ってきた。「たしかに、あいつの背中を流したことはないよねェ」と。そのポスターには、 『在りし日の 背を洗うごと 墓洗う』と書いてありました。在りし日を思うと、たしかに…

盂蘭盆経~目蓮尊者の伝説

いま日本でのお盆のおこりは、「盂蘭盆経」というお経です。このお経から、「縁」「恩」という現実的な考え方を私たちは得ることができる。そう私は思っています。ナザレのイエスに12人の使徒(高弟)がいるように、お釈迦さまにも10人の弟子(十大弟子)が…

陽岳寺山門施餓鬼会、無事行うことができました

本年も無事に、施餓鬼会を行うことができました。 施餓鬼会に参加された方々、お集まりいただきました皆さん、また護寺会員の皆様には、厚くお礼を申し上げます。 4月下旬~本堂などの外壁、万年塀の塗装がありました。会計などをご報告いたしました。昨年か…

5月18日(土)は、陽岳寺 山門大せがき会

5月18日(土)は、陽岳寺 山門大せがき会です。山門大施餓鬼会は、近隣の和尚様方を呼び、陽岳寺にとって長い過去をさかのぼっての有縁無縁の亡くなられた方々を、みんなで感謝し祈りを捧げようとする集まりです。また陽岳寺檀信徒の縁につながるご先祖様も…

Have A Nice Day!

ここ数日、日本の方ではない人々とお話しする機会が多かったのですが。別れ際、かならず言われる言葉がありました。それは・・・ 「Have A Nice Day!」 さようなら程度の意味で使っているのでしょう。 「よい一日を」という意味ですが、この言葉は相手のこと…

陽岳寺 本尊『十一面観世音菩薩(じゅういちめん かんぜおんぼさつ)』

今年も春彼岸に多くの方が墓参されました。もちろん、まだお骨の入っていないお墓にお参りされる方も。 さて、今回の護寺会便りの内容は、陽岳寺の本尊について、です。 何かのテレビ放送で「お墓参りする前に、ご本尊にお参りしましょう」と言っていたそう…

外壁と万年塀の塗装をしています

今日から外壁と万年塀の塗装をしています。 一ヶ月ほどを予定しています。今日から足場を組み始めました。

赤い風船 ~ 東日本大震災三回忌によせて

2011年3月11日の東日本大震災。あれから二年が経ちます。 また、親しかったあの人がいなくなって何年経ったのでしょうか。時間が経つにつれて、人の心は動き、変わっていくものです。その確認のチャンスが墓参や法要にはあります。もちろん、この護寺会便り…

聞く力

聞く力とは、自然や大いなるものと一つになる力のことです。 そして、その力を私たちは皆持っている、そう思います。寄物陳思、きぶつちんし。 物に寄せて思いをのべる、という心理があります。万葉集にみえる、和歌の技法のことです。 これは、恋心を自然の…

新年のごあいさつ

明けまして、おめでとうございます。 どうぞ本年もよろしくおねがいします。 陽岳寺副住職 合掌

平成24年度ご祈祷と演芸会 無事円成

今年もご祈祷と演芸会、皆様のおかげで無事円成の運びと相成りました。 一家に一冊ということで、「いろはにほへと」をお土産にお持ち帰り頂きました。 いろはにほへと―鎌倉円覚寺 横田南嶺管長 ある日の法話より作者: 円覚寺居士林出版社/メーカー: 円覚寺…

平成24年度ご祈祷と演芸会は11月25日です

謹啓 本年への感謝と来年の無事とご多幸を祈念いたしまして、恒例により11月25日(11月最終日曜日)、午後2時よりご祈祷会を開催いたします。 ご祈祷の後、三遊亭圓橘師匠の落語を聞きたいと思っております。主催 陽岳寺護寺会 日時 平成24年11月…

おふだ作製中

おふだ作製中です。ご祈祷会のために、です。 ひとつひとつ、降伏一切大魔最勝成就!

畏敬の礼の心

お彼岸の月(三月と九月)の護寺会便りには、お彼岸の期間はいつですよというお知らせを入れるのですが。先月号は忘れてしまいました。今年の秋のお彼岸は、お中日が二十二日でした。 例年秋分の日は二十三日なわけですが、今年は百年以上ぶりに九月二十二日…