上野御徒町で、まむし料理を食べてきた!@文久堂
上野の国立博物館にて、密教展を見学した帰り道…。
ヒョンなことから、御徒町で「まむし料理」を食べてきました。
- ジャンル:薬膳
- 住所: 台東区上野4-4-1
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- (写真提供:甘酢あんかけ桜餅)
ガード上に看板が大きく出ているから迷うことは無いはず!
…路上にカゴが積み上がってますが、と…とりあえず店内へ。
薬局と食堂が合体??
ふむふむ。お店の三分の二は薬局で、奥にカウンターがあるようです(イスが三席)。なんか違和感。
まあ、ぼーっとしていても仕方ない!と、カウンターに向かいました。
「あのー、まむし料理を食べたいんですけど…(なんかココだけ食堂みたいだなァ)」
と声をかけると、メニューを見てくれという店員さん(薬局なので、モチロン白衣)。
こりゃ高いし!てか、読めない!
上から、
- しまへび
- まむし
- はぶ(6〜10月は休み)
--血と肝
--血と肝 プラス お肉
まるまる一匹使うし、養殖ではなく野生を取ってくる(はるばる奄美大島から)ため、けっこうイイお値段。
肉の値段は500円か・・・
まむし下さい!〜血の味
というわけで、まむしを注文。夏が旬らしい(旬あるんですね)。
二週間前くらいなら、タマゴ持ってたかもね!と残念なことを教えてくださる店員さん。
注文すると店員さんは、おもむろに、長ーいハサミ(トング?)を手にして・・・
上の画像の、左下の木箱のふたを開けて・・・まむしをトッ捕まえました。
そこに入ってるんかい!
そして・・・
昔の「せんていバサミ」っていうんでしょうか、バネとか付いてない、片手のハサミですね。
あれで、まむしをチョキチョキ・・・
蛇口の上に、でっかいクリップありますよね。あそこに首を挟みまして・・・尻尾の方から、生き血をコップに入れていきます。しごいてましたよ〜・・まむし動いてるし・・・
へい!おまち!
生き血を、ぶどう酒で割ることを確認されました。この赤いコップの中に、「まむしの生き血ぶどう酒割り」が。・・・ゴクッ。
飲んでみると、ぶどう酒が甘いので、飲みやすい・・というか、生き血の味があまりしません。新鮮だから??
肝はBB弾くらいの大きさの、青い・白い・ビー玉?・・噛むと苦いので、丸呑みをオススメされます。
つづきましてお肉を調理
生き血をしぼった店員さんは、まむしを捌いていきます。せんていバサミで・・・
きれいに皮を剥ぎます。食べられない毒も取っていきます(流しの画像の下部にうつってますね・・・)。
お肉?身?に粉をつけて・・・
いやいやいや、ものっそい音で叩きまくっている店員さん。まむしがそんなに憎いのか??
その答えは、これ。鉄の板、わかりますか??
なんと。まむしは、骨が簡単に砕けるそうでして。
肉と骨、いっしょにミンチにします。トンカチでガンガンしてたんですね〜・・・
フライパンに油をひいて焼いていきます。ピーマンししとう、付け合わせます。
店員さん曰く、文久堂特製のタレで味付けていきます。そして・・・
ミンチ自体はピンク色でしたが、茶色にかわり、透き通ってます。
豚肉の油を焼いて透き通った感じ、でしょうか。タレは焼肉定食的味わいです。
ひょろひょろっとしたレバーと、鶏卵の黄身的なものが乗ってきます。
週一で通うお客さんもいるとか、、、それにしても「食堂と白衣」という組み合わせが、なんとも違和感。。。
タレには、まむしエキスも入ってるから、スープにして飲んでね〜・・と白湯で割ってくれました。