古くて新しいお寺、あなたに合う「寺」が見つかる処方箋
尊敬する先輩僧侶より献本いただきました。ありがとうございます!
ぜひ皆さんもお読みください!
お寺に行こう! 坊主が選んだ「寺」の処方箋~池口 龍法著
わたしたちは、社会のなかで生活していると、常識では考えられないことに遭遇する。
常識では考えられないこと、というのは・・・楽しいこともあれば、きっと苦しく辛いことが多いと思う。
ただし・・・ここでいう「常識」には「わたしの」という言葉がつくはずだ。
「わたしの常識・自分ルール」では考えられないことが起こると、わたしたちは混乱する。怒る。苦しむ。
「わたしの常識・自分ルール」の想定外は起こってもおかしくないのに、『まさか!』『ひどい!』『こんなはずじゃ!』と自分が被害者かのように。
人生とは苦しみである。2000年以上むかしに、そう言った人間がいた。“だからこそなんとかしたい”その精神は、現代の日本にまで残っている。
お坊さんとして。お寺として。
風邪にはグラデーションがある。微熱の人もいれば、インフルエンザの人もいる。ぜんそくの人、ほどこしようのない人、乗り越えた人。
同じように、苦しみや喜びにもグラデーションがある。
日本全国いろいろなお寺があり、各地・各人を取材してきた著者ならではの切り口で紹介されている。きっとあなたに合う「寺」が見つかるはずだ。
現代はお寺も選び、選ばれる時代である。
人生の諸症状に「寺」の処方箋はいかがだろうか。
- 作者: 池口龍法
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/03/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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