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web版 陽岳寺護寺会便り

下町深川の禅寺 陽岳寺からのお知らせのブログです

平成24年度春季学生大攝心 於 円覚寺居士林

001_新命便り


2012/03/02(金)〜04(日)円覚寺居士林にて、平成24年度春季学生大攝心が行われました。今攝心も、円覚寺管長青松老大師をお迎えしての開催でございました。
臨済宗大本山 円覚寺 | 坐禅会のご案内
未熟者、今攝心で侍者寮を務め、途中下山しました。至らぬ点多々あったかと存じます。無事円成したとお聞きしました。なによりも参加者の方々御自身のお力です。
居士林主事様のブログにて、今回の学生大攝心前の円覚寺内の雪景色がアップされています。インフルエンザ・風邪の流行により参加できない方々がいらっしゃいました。残念です!参加を考えているかた、居士林には冷暖房器具はありませんから、寒さ暑さには十分ご注意を。
円覚寺・居士林だより ホワイト円覚寺

学生大攝心の様子をご紹介

会中、お写真を撮らせていただきました。ご紹介します。会場は、円覚寺居士林です。

2/29の雪が残っていました。寒かったですね。

告報


日程表です。

一日の流れを写真とともにご説明


開静(かいじょう)です。今攝心は、午前四時起き。それぞれ寝ていた布団を丸めて、カーテンの中にしまってもらいます。


各自洗面を済ませ(ひしゃく一杯の水で、口をゆすぎ、顔を洗います)、参堂!朝課!みなさん大きな声で読経していただきます。


そして止静。坐禅の時間です。当然、外はまだまだ暗い。


手のひらのしわが見えるくらいには明るくなりました。もう明かりは必要ありません。一日に二度、時を知らせるために開板を打ちます(開板をならす知客寮)。
粥座(朝ご飯)のあと掃除をしていただき、僧堂にて老大師による御提唱を拝聴しました。


僧堂・宿龍殿へと向かいます。叉手当胸!一列になって向かいます。下駄と草履は揃えていますか?


二日目に神奈川県内で唯一、建物としての国宝であります。舎利殿を拝観。その裏にある開山堂、横にある坐禅堂も拝観しました。


齋座(昼ご飯)。今攝心は、飯台看を私たち侍者・典座がつとめました。形式も本飯ではありません。みなさんご自分でよそっていただきました。
そして、二日目の午後一時、仏殿にて法要をしました。一般の参拝客のみなさんにも聞いていただきました。


茶礼。質疑応答中です。

止静(坐禅)、薬石、昏鐘(夜の坐禅の時間)、晩の茶礼(みかん・レーズンパンは美味しかったでしょうか?)、おやすみ前の止静。のち開枕(おやすみなさい!)。・・・希望者は選佛場にて夜坐。

今攝心の御提唱は『延命十句観音経』です


今攝心も青松老大師をお迎えしての開催でした。御垂示をいただき、御提唱もお願いいたしました。
僧堂師家、管長や他寺住職を兼任されている御身、ご多忙のなか老大師には御提唱していただきました。約一時間お話していただくわけですから、御提唱にも準備が必要です。再度、お礼申し上げます。誠にありがとうございます。
また、僧堂の宿龍殿を御提唱の会場として使わせていただきました。僧堂では毎日修行僧の雲水さんが作務や托鉢をしていますが、会場の準備をしていただきました。提唱中、老師がおっしゃっていましたね。「むかしは僧堂と同じように一週間の学生大攝心だった」と。実際の僧堂の攝心での御提唱と同じように、太鼓(法鼓といいますが)出頭でした。
今攝心の御提唱は『延命十句観音経』でした。


居士林主事さまのブログにて、内容の一部が掲載されています。
円覚寺・居士林だより 人の命の長さ(提唱一日目)
円覚寺・居士林だより 御心のままに(提唱二日目)

齋座(昼ご飯)の中身は・・|典座の風景


仏殿での法要の前に腹ごしらえ。麦飯と、朝から煮込んだ具だくさん味噌汁。そして、切り干し大根です。
茶礼のときに質問がありましたとおり、野菜は僧堂で用意したものと、そうでないものがあります。ちなみに、切り干し大根は自家製です。
粥座(朝ご飯)のときの梅干しは僧堂で漬けたものです。山内で梅の花が咲いていましたが、夏の前には実がたくさんなります。すべて収穫。漬けて干したものを皆さんで戴いたわけです。


朝です。お湯をわかし、お粥をつくり、お味噌汁を煮込みます。すべて同時進行。


薪を組んでいます。釜のなかに手をいれて・・・。

その他にも


居士林の、となりの畑で作務中の雲水さんを発見!


居士林の中にあった、ついたて。掛かっていた色紙は・・・

最後に

今攝心も無事円成の運びと相成りました。例年皆様のご厚意に甘えて、会後に居士林の片付けも手伝っていただきました。手伝っていただいた皆様、ありがとうございます。
最後に、運営側でもなんでもない私ですが、関係者にお礼を申し上げます。円覚寺管長横田南嶺老大師、御垂示、御提唱、誠にありがとうございました。運営に携わっております教学部長様、居士林主事様、ありがとうございました。また、実際に世話をしていた修行道場の雲水。総まとめ役の知客寮さん、坐禅指導をされた直日さん、お世話係の侍者さん。ご飯係の典座さん。みんなお疲れ様でした。私も楽しかったです。