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web版 陽岳寺護寺会便り

下町深川の禅寺 陽岳寺からのお知らせのブログです

すなお

小さなお子さんが一番分かっている。


お経の隙間を埋めるように口語で申し上げるけれども、それは式中、式後に色々と考えてほしいからではありません。
いや、もちろん、お通夜って、葬儀って、と考えては欲しいですけれども。


丁々発止と言いますか賑やかに話し合う夫婦もいれば、二人ともヒョイヒョイとしている夫婦だっているし、おとなしく見守っている夫婦もいる。
それでいいんですよね。火葬場行って、釜に入っていくのを見て、骨壺に骨を収めて、葬儀場か寺に帰ってきて、ご飯たべて。あぁだった、こうだった、と話したり。ふーんと眺めてみたり。
兄弟の孫子の世話を焼いてみたり、どうかなーと思ってみたり、私はこう思うんだよと言ってみたり、お疲れ様ありがとうの挨拶をしてみたり。


ただ、どうしても考えちゃうこともあるでしょうね。でも、いいんですよね。泣くときは泣くんだし、悲しんでくださいよ!と言われたって悲しめないっつう。
小さなお子さんが一番分かっている。
すなおな気持ちでいるってことが。


孫子が多いから、大勢で賑やかに、ご飯食べたっていいし。しんみりとしていたっていいし。
いやぁ、ここは神妙な面持ちでいなけりゃならんかな、とか考えなくても。


よかったときは、よかったね。こまったときは、こまったね。